DMG森精機<6141>:1325円(-87円)
大幅続落。先週末に発表されたドイツの3月製造業PMIは44.7となり、3カ月連続で50を下回り、市場予想の48も大幅に下回った。2012年以来の低水準となっており、欧州景気減速懸念が一段と強まる状況になっている。これを受けて、景気敏感株には全般売り優勢だが、なかでも、欧州ウェイトが高いとみられる同社などには、先行き懸念がより強まる状況のようだ。
あおぞら<8304>:2887円(-253円)
急反落。先週末に発表した業績・配当予想の下方修正が嫌気されている。今通期営業利益は従来予想の400億円から330億円に減額、リテールおよび金融法人向け対顧客ビジネスの伸び悩み、トレーディング業務の低迷などから、粗利益が当初見込みを下振れているもよう。配当性向を50%程度に設定していることで、期末配当金も従来見込みの64円から34円に引き下げ、年間配当金は154円にするとしている。
テクノホライゾ<6629>:394円(+6円)
4日ぶり反発。連結子会社のエルモ(名古屋市)の海外現地法人で光学機器を製造するELMO Industry(Thailand)Co.,Ltd.(エルモタイ工場)を閉鎖すると発表している。人件費や輸出入コストが上昇しているため、連結子会社の中日諏訪オプト電子(名古屋市)子会社の東莞旭進光電有限公司(中国広東省)に製造工程を集約する。
日本オラクル<4716>:7540円(-970円)
急反落。先週末に第3四半期決算を発表、累計営業利益は424億円で前年同期比8.1%増益となっているが、12-2月期は146億円で同3.0%増益、第1四半期、第2四半期の2ケタ増益から、増益率は鈍化する格好に。前年同期に高水準であったクラウド&オンプレミスライセンス分野の反動減が響いた。なお、第3四半期末では、現預金の大半が関係会社長期貸付金に移動しており、期待されている特別配当への影響なども懸念視されているもよう。
PS三菱<1871>:676円(+81円)
急騰。先週末に業績予想の上方修正を発表し、好材料視されている。通期営利益は従来予想の68億円から76億円に、最終利益は49.6億円から70億円に上方修正。手持工事の進捗が上振れたほか、工事採算の改善なども進んだもよう。繰延税金資産約17億円を計上したことで、最終利益の修正幅は大きくなっている。また、期末配当金は従来予想の18円から、特別配当12円を含めて32円にまで引き上げている。
DLE<3686>:181円(+50円)
ストップ高。アニメ「ポプテピピック」のスマホ向けゲーム「ポプテピピック++ ~ポプ子ピピ美の友情大作戦~」を4月1日にリリースすると先週末に発表している。「ポプテピピック」はニコニコ動画での再生回数はアニメ史上最速で100万回を達成、総再生回数は2400万回を超えているもようであり、ゲームの人気化なども期待される格好に。同ゲームは、子会社であるちゅらっぷすが沖縄で開発を行っている。
イメージワン<2667>:760円(+42円)
大幅に4日ぶり反発。19年9月期の営業利益を従来予想の未定から1.00億円(前期実績0.40億円)と発表している。ヘルスケアソリューション事業が堅調に推移するほか、新規事業の太陽光・風力発電事業が利益を押し上げると見込む。また、21年9月期までの中期経営計画を策定し、同期の営業利益目標を8.00億円と掲げている。ROEは10%以上(18年9月期実績は0.5%)を目指す。
ITM<2148>:443円(+12円)
大幅に続伸。東証の承認を受け、29日から1部に上場市場が変更になると発表している。4月末にTOPIX(東証株価指数)の構成銘柄に組み入れられる。1部上場を記念して19年3月期の年間配当を従来予想の10.00円から11.00円(普通配当10.00円、記念配当1.00円。前期実績10.00円)に増額する。また、連結子会社のナレッジオンデマンド買収時に認識したのれん及び同社の事業用固定資産の減損損失として約1.58億円を計上する。
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