データリンクスがカイ気配、親会社ＤＴＳが株式交換で完全子会社化を発表◇

　データリンクス<2145.T>が朝方からカイ気配で推移している。親会社のＤＴＳ<9682.T>が１１日の取引終了後、株式交換で同社を完全子会社化すると発表しており、株式交換比率から算出した理論株価２２５５円（前日終値ベース）にサヤ寄せする格好となっている。

　完全子会社化することで、共通のグループ戦略のもと、意思決定の迅速化と責任の明確化を図り、グループガバナンスの一層の強化と組織運営の柔軟性を確保するのが狙い。８月１日付でデータリンクス株１株に対して、ＤＴＳ株０．７３株を割当交付するとしており、これに伴いデータリンクス株は７月２７日付で上場廃止となる。

（注）タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）