高橋ウォール、今期経常を56％上方修正、配当も3円増額

　高橋カーテンウォール工業 <1994> [ＪＱ] が11月4日大引け後(15:00)に業績・配当修正を発表。20年12月期の連結経常利益を従来予想の4.5億円→7億円(前期は26億円)に55.6％上方修正し、減益率が82.7％減→73.1％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益も従来予想の1億円→3.5億円(前年同期は12.5億円)に3.4倍増額し、減益率が91.7％減→71.7％減に縮小する計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の20円→23円(前期は30円)に増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　売上高は、来年度に完成を見込んでいた工事の一部が今年度に完成する見込みとなったことなどにより、予想を上回る見込みです。　営業利益は、売上高の増加による粗利益の増加に加え、一部工事の採算が大幅に改善したことなどにより、予想を上回る見込みです。営業利益の増加に伴い、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益も予想を上回る見込みです。

　　通期連結業績が当初予想を大幅に上回る見込みとなったため、株主の皆様への利益還元を勘案し、期末配当予想を３円増額し１３円、年間配当予想を２３円に修正させていただきます。