明星工、前期経常を24％上方修正、配当も8円増額

　明星工業 <1976> [東証Ｐ] が4月25日大引け後(15:30)に業績・配当修正を発表。23年3月期の連結経常利益を従来予想の58億円→72億円(前の期は56.4億円)に24.1％上方修正し、増益率が2.8％増→27.6％増に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の26.8億円→40.8億円(前年同期は34.7億円)に52.2％増額し、一転して17.5％増益計算になる。

　業績好調に伴い、前期の年間配当を従来計画の28円→36円(前の期は30円)に増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　2023年３月期の連結及び個別の業績につきましては、売上高は建設工事事業の海外工事及びボイラ事業における大口工事の進捗が堅調に推移し、連結・個別ともに前回発表と比べやや増加となる見込みです。また、各利益項目につきましては、売上高の増加に加え、主に個別業績及びボイラ事業等における大口工事案件の収支が工事進捗に伴い当初想定より改善されたこと等により、連結・個別ともに前回発表と比べ増加となる見込みです。

　2023年３月期の期末配当金につきましては、当社の利益配分の基本方針に基づき、業績予想及び財務状況等を総合的に勘案した結果、前回予想の16円から8円増配し24円に修正することといたしました。この結果、1株当たり年間配当金は中間配当金12円と合わせて36円となる予定であります。※上記の業績予想及び配当予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであります。実際の業績は、今後の様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。