「５Ｇ」が１３位にランク、都市・地方のネットワーク整備加速へ＜注目テーマ＞

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１ メタバース
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３ 半導体製造装置
４ 脱炭素
５ 水晶振動子
６ デジタルトランスフォーメーション
７ 再生可能エネルギー
８ ２０２１年のＩＰＯ
９ 仮想空間
１０ 宇宙開発関連

　みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「５Ｇ」が１３位となっている。

　政府は１６日、デジタル・規制・行政の改革に一体的に取り組む「デジタル臨時行政調査会」の初会合を開いた。岸田文雄首相は同日の議論を踏まえ、「国民がデジタルを活用した、より良いサービスを享受し、成長を実感できる社会を実現するためには、国・地方の制度やデジタル基盤など、経済社会の仕組みをデジタル時代に合ったものに作り直していく必要がある」と強調。即座に対応するべき課題のひとつとして「都市及び地方での５Ｇネットワークの整備」を挙げ、規制と支援の手段を総動員する考えを示した。

　５Ｇを巡る企業の動きは依然として活発で、直近ではＪＴＯＷＥＲ<4485.T>が総務省の「２０２１度　交通信号機を活用した第５世代移動通信システムネットワークの整備に向けた調査検討」事業に、事業実施コンソーシアムの構成企業の１社として参画すると発表。ＮＥＣネッツエスアイ<1973.T>とアンリツ<6754.T>、ＡＫ　Ｒａｄｉｏ　Ｄｅｓｉｇｎ（神奈川県厚木市）の３社は、５Ｇ／ローカル５Ｇの普及拡大を目的に電波検証サービスの業務提携契約を締結している。

　また、総務省が立ち上げた「デジタル田園都市国家構想推進本部」の会合で、主な関連施策として「５Ｇ基地局の早期全国展開」が挙げられていることから、基地局工事を手掛けるミライト・ホールディングス<1417.T>、通信ソフトウェア開発を行うサイバーコム<3852.T>、５Ｇ基地局向けテスト装置を扱うアルチザネットワークス<6778.T>、小型低損失コンデンサーや高周波用フィルターを提供する村田製作所<6981.T>などにも注目したい。

出所：MINKABU PRESS