中央ビルト、住宅鉄骨事業の出荷棟数増加で１９年３月期業績は黒字浮上へ

　中央ビルト工業<1971.T>は１８日取引終了後、１９年３月期単独業績予想を発表した。売上高は６７億３６００万円（前期比１４．４％増）、営業利益は２億９４００万円（前期１億７００万円の赤字）、純利益１億３９００万円（同９９００万円の赤字）と黒字浮上を見込んでいる。

　中断していた住宅鉄骨用部材の製造受託が昨年７月に再開したことで、今期は住宅鉄骨事業の出荷棟数が増加し業績押し上げに寄与する見通し。

　なお、１８年３月期単独決算は、売上高５８億８５００万円（前の期比１．５％減）、営業損益１億７００万円の赤字（前の期１億６３００万円の黒字）、純損益９９００万円の赤字（同２００万円の赤字）だった。

　あわせてこれまで実行していた５カ年計画を前期で中止し、２１年３月期までの新中期経営計画を策定したと発表した。２１年３月期は売上高１１１億８３００万円、経常利益４億９８００万円を目標としている。

出所：minkabuPRESS