<動意株・30日>(前引け)=Genky、九電工、Gダイニング
九電工<1959.T>=続急伸。29日の取引終了後、25年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算を発表。売上高は前年同期比24.3%増の1072億500万円、営業利益は同2.1倍の102億6300万円、最終利益は同82.4%増の77億5800万円となった。大幅な増収増益となり、評価されたようだ。手持ち工事量が過去最大規模に積み上がるなか、大型案件の工事が進捗し、工事利益率も向上した。
グローバルダイニング<7625.T>=上げ足強め底離れの動き。カイ気配スタートで底値圏を上放れてきた。同社は東京都を中心にダイニングレストランなどを手掛けるほか、米国でも店舗展開を行っている。29日取引終了後、24年12月期業績予想の修正を発表、売上高は従来予想の116億5000万円から120億900万円(前期比8%増)、営業利益は5億5300万円から8億2500万円(同13%増)に増額した。営業利益は大幅減益予想から一転して2ケタ増益予想に変わったことでポジティブサプライズとなった。訪日外国人観光客の増勢が続くなか、インバウンド需要が業績押し上げに寄与しているほか、価格改定効果も利益率改善につながっている。株価は低位に位置し最終利益がゲタを履いているとはいえ、PERが7倍台と割安で、上値を見込んだ買いが流入した。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
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