<動意株・14日>(大引け)=共和レザー、帝国電機、小松ウオールなど
帝国電機製作所<6333.T>=大幅高。化学物質用のポンプ(無漏洩ポンプ)で世界シェア4割弱という断トツのシェアを誇る。15年3月期の最終利益は前期比8.7%減の12億7400万円予想と減益基調が続く見通しを嫌気され、週明け12日に200円を超える下げを強いられたが、信用取組は売り長で逆日歩がつく状況にあり、目先買い戻しが利いている。米国でのシェール革命に欧州からも注目が集まるなか、同社は北米向けで強みを持つ。
小松ウオール工業<7949.T>=3日続伸、上げ足に弾みがついてきた。首都圏では都市再開発の流れを背景にオフィス移転需要が増勢、景況感の回復で空室率の改善も続いており、間仕切りの大手である同社にとって順風局面が続いている。また、耐震化対応などで学校や病院の建て替えが増加しているほか、防災拠点としての地方自治体庁舎の新築・改築需要も商機拡大をもたらしている。自動塗装ラインなど最新設備導入に伴い生産性も向上、15年3月期営業利益は前期比2割増の46億円と大幅増益基調を継続する見通し。
セイコーホールディングス<8050.T>=大幅高。13日発表した15年3月期の連結純利益予想は前期比34.7%増の100億円と前期に続く大幅な伸びで、これを評価する買いが集中する格好となった。主力の高級腕時計が好調なほか、構造改革効果による電子デバイス事業の採算改善が利益に貢献、持ち株会社移行後のピーク利益を11年ぶりに更新する見通しとなった。
ミネベア<6479.T>=急伸。9日発表した14年3月期の連結決算は、純利益が前の期比で約12倍となる208億7800万円と急回復、さらに15年3月期についても14.9%増の240億円となる見通しを示したことが株価急伸の原動力となっており、法人筋の見直し買いなど実需の大口買いを引き寄せているもようだ。自動車の生産台数拡大に伴い、自動車向けベアリングが好調なほか、スマートフォン向けバックライトも好調で収益成長が続く見通し。
日成ビルド工業<1916.T>=急伸。同社は、13日取引終了後に15年3月期の連結業績について、売上高470億円(前期比12.3%増)、営業利益32億5000万円(同39.8%増)と大幅増収増益を予想したことを受け、買い意欲が強まった。土地情報をグループで共有し、建設や駐車場運営・管理などに活用、生産拠点を最大限活用し総合建設事業の利益率向上を図る。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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