＜チャートの視点＞＝大和小田、一目均衡表の雲を上抜く

　大和小田急建設<1834.T>はきょう一時、前日比３５円高の７８５円まで上昇。一目均衡表で、先行スパン１（２２日時点：７７７円）と先行スパン２（同：６５６円）で囲まれた範囲（雲）を上抜けた。９月３日に年初来高値９６０円をつけたあとは調整を余儀なくされたものの、７５日移動平均線を割り込むことなく１０月１４日安値６３５円を底に反転。日足チャートではきょうにも５日移動平均線（２２日時点：７０６円）と２５日移動平均線（同：７２７円）とのゴールデン・クロスが実現する見通しで、テクニカル上では上値トライへのムードが高まっている。
　なお、同社は１１月６日に１５年３月期第２四半期累計（４～９月）の単独決算を発表する予定（東証ＨＰより）。これまで見通しなどは示されていないが、第１四半期の営業利益は９億８２００万円の黒字（前年同期実績は３億９００万円の赤字）と通期計画１７億円に対する進捗率は５７．８％に達している。

大和小田の株価は１３時２３分現在７７８円（△２８円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）