<動意株・28日>(大引け)=JUKI、大和小田、TOWAなど
大和小田急建設<1834.T>=大幅高で6日続伸。実に18年ぶりの高値水準に達しており、戻り売り圧力から解放されていることもあって上値が軽い。大和ハウス系で大株主の小田急グループとも密接な関係を構築、関東を地盤に鉄道関連工事のほか不動産開発事業も展開している。好調な民間建築需要を背景に高採算の手持ち工事が豊富で、4~6月期の営業損益は9億8200万円の黒字と前年同期の3億円の赤字から急改善、通期に対する進捗率も6割弱に達しており、増額の公算が大きくなっている。
TOWA<6315.T>=急伸。樹脂封止装置など半導体製造装置を手掛けており、スマートフォン普及に伴うアジア地域の半導体投資復調が同社の製品需要を牽引、特に今後はローエンドスマホから高機能・高価格帯スマホにシフトする中国向けなどが新たな需要を喚起する見込み。半導体メーカー各社の設備投資マインドの回復を受けて15年3月期に業績は一変、会社側では売上高が前期比10.1%増の189億円、営業利益が同3倍の13億5000万円を見込んでいる。
日本システム技術<4323.T>=一時ストップ高。政府が15年度から、レセプト(診療報酬明細書)の膨大なデータを活用し、新たな医療費抑制策に乗り出すことから医療情報のデータ点検や分析など医療ビッグデータ事業を展開する同社が関連銘柄として思惑的な買いを誘っている。15年3月期は通期連結営業利益で5億2500万円(前期比22.8%増)を見込んでおり、好調な業績も評価される。
サンワテクノス<8137.T>=大幅続伸。同社は電子デバイスを扱う商社だが、人件費高騰にあえぐ中国や、経済成長著しい東南アジアの自動化設備投資需要を取り込み電子部品が好調に推移している。28日付の日本経済新聞が、同社はアジアを中心とする海外で電子部品の拡販を進め、販売拠点の設立など営業体制を強化するなどで16年3月期の連結経常利益を14年3月期比で37%増の47億円程度とする計画であると報じた。同時に3期連続の過去最高利益更新となる。同報道を受け同社の中期的な成長余地に着目した買いを誘導している。
トレンダーズ<6069.T>=一時ストップ高後に上げ幅縮小。同社は27日の取引終了後、動画マーケティングコンサルティングを行うLOCUS(東京都渋谷区)と共同で、動画活用に興味を持つ企業の担当者向けに、WEB動画の活用法を伝えるコラボセミナーを来月12日に開催すると発表しており、これを好感した買いが入っている。セミナーは「動画拡散に必要な戦略PRの考え方と実践方法」と「YouTube(TrueView)を活用した動画広告制作/配信の方法」の2部構成で、初めてWEB動画活用を検討する人や、効果的な手法を知りたい人が、知っておくべき動画マーケティングに関して説明するとしている。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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