大末建、今期経常を一転43％減益に下方修正、配当も40円減額（訂正）

　大末建設 <1814> [東証Ｐ] が10月25日大引け後(16:00)に業績・配当修正を発表。23年3月期の連結経常利益を従来予想の29.2億円→15.4億円(前期は27.1億円)に47.3％下方修正し、一転して43.2％減益見通しとなった。
　同時に、4-9月期(上期)の連結経常利益も従来予想の12.2億円→9.5億円(前年同期は11.2億円)に22.1％下方修正し、一転して15.8％減益見通しとなった。

　業績悪化に伴い、今期の上期配当を従来計画の50円→30円に大幅減額し、下期配当も従来計画の50円→30円に減額修正した。年間配当は従来計画の100円→60円(前期は60円)に減額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　（１）2023 年３月期第２四半期累計期間（連結業績予想）売上高につきましては、微減となる見込みです。利益面につきましては、建築資材の急激な高騰により、建築コストが上昇し、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益が前回発表の業績予想を下回る見込みとなりました。（個別業績予想）連結業績予想と同様の理由により修正いたします。（２）2023 年３月期通期（連結業績予想）売上高につきましては、着工時期が計画から遅れたことにより、減少となる見込みです。利益面につきましては、売上高の減少に加え、建築資材の急激な高騰により、建築コストが上昇し、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益が前回発表の業績予想を下回る見込みとなりました。（個別業績予想）連結業績予想と同様の理由により修正いたします。