<動意株・11日>(前引け)=レノバ、USS、大末建
ユー・エス・エス<4732.T>=上げ足早め新値追い。同社は10日取引終了後に、23年3月期通期の連結業績予想を公表。営業利益の見通しを前期比3.7%増の431億円としたことや、年間配当計画を前期比1円20銭増配の67円40銭としていることが好感されているようだ。売上高は同3.2%増の841億円を予想。今期のオークション出品台数は286万台(前期比4.7%増)、成約台数は185万台(同3.5%増)、成約率は64.7%(前期実績65.4%)を見込んでいる。なお、22年3月期通期の連結決算は売上高が前の期比8.8%増の814億8200万円、営業利益が同14.8%増の415億7400万円で着地した。
大末建設<1814.T>=大幅高。マンションなど民間建築主体の建設会社で関西を地盤としている。10日取引終了後に発表した22年3月期決算は営業利益が前の期比22%増の27億800万円と大幅増益を達成。年間配当は前の期実績に対し、20円増配となる60円と株主還元に前向きな姿勢を示した。23年3月期も好調なマンション建築需要を追い風に、営業利益は伸び率こそ鈍化するものの前期比7%増の29億円と増益を維持する見通し。加えて特筆されるのが大幅な連続増配であり、今期は大幅増配した前期から更に40円の増配となる100円とすることを発表しており、これが株価を強く刺激する格好となっている。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
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