しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の1440億円→1470億円(前期は1501億円)に2.1%上方修正し、減益率が4.1%減→2.1%減に縮小する見通しとなった。
会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の950億円→980億円(前年同期は772億円)に3.2%増額し、増益率が23.0%増→26.9%増に拡大する計算になる。
業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の90円→104円(前期は90円)に増額修正した。
直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比30.6%増の522億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の5.2%→6.6%に改善した。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
連結業績につきましては、個別業績予想の上方修正に加え、海外関係会社業績の改善により、売上高及び利益が前回発表予想を上回ると予想しており、親会社株主に帰属する当期純利益は前回発表予想から40億円増加し、1,200億円となる見通しです。 個別業績予想は、建築事業における売上総利益率の向上を主因に利益予想を上方修正しており、当期純利益は前回発表予想を20億円上回る970億円と予想しています。 海外関係会社につきましては、米国流通倉庫開発事業における物件売却益の増加に加え、為替レートの変動(前回発表予想の1米ドル142円73銭から今回修正予想1米ドル158円18銭)に伴う外貨換算額の増加などにより、前回発表予想から売上高は700億円、親会社株主に帰属する当期純利益は30億円増加すると見込んでいます。なお、国内関係会社の親会社株主に帰属する当期純利益は、各社の業績動向を踏まえた結果、前回発表予想から10億円減少する見通しです。(参考)個別、国内関係会社、海外関係会社別の親会社株主に帰属する当期純利益予想(単位:百万円)連結 個別 国内関係会社 海外関係会社前回発表予想(A) 116,000 95,000 16,000 15,000今回修正予想(B) 120,000 97,000 15,000 18,000増減額(B-A) 4,000 2,000 △1,000 3,000(注)国内関係会社、海外関係会社の数値は、内部取引等調整前の数値を記載している。
当社は、持続的な成長と企業価値向上を目指し、財務の健全性を維持した上で、成長投資と株主還元のバランスを考慮した利益配分を行うことを基本方針としています。配当につきましては、配当性向40%を目安として実施するとともに、業績、財務状況及び経営環境を勘案し、自己株式の取得など機動的な株主還元を行うこととしています。 この方針に基づき、本日の業績予想の修正を踏まえ、期末配当金を前回発表予想の45円から14円引き上げ、1株当たり59円に修正いたします。これにより、年間の予想配当金は実施済みの中間配当金45円を含め、1株当たり年104円(本修正業績予想に対する連結配当性向は40.9%)となります。なお、2024年5月14日に発表のうえ実施しました300億円の自己株式取得を含めた総還元性向は65.9%となります。(注)上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報から得られた判断に基づいており、実際の業績等は、様々な要素により記載の予想数値とは異なる結果となる可能性があります。
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