飛島建は小動き、９月中間期業績見込みを上方修正も材料出尽くし感を意識

　飛島建設<1805.T>は小動き。１０月３１日の取引終了後、集計中の第２四半期累計（４～９月）連結業績について、売上高を従来予想の５１０億円から５５０億３０００万円（前年同期比８．４％増）へ、営業利益を同１億円から７億８０００万円（前年同期２億６２００万円の赤字）へ、純損益を同５億円の赤字から４億５０００万円の黒字（同６億５５００万円の赤字）へ上方修正したが、株価は直近上昇し、１０月２８日には年初来高値３１７円をつけるなどしていただけに、材料出尽くしも意識されているようだ。なお、上方修正は、手持工事の進捗が予想を上回り売上高が想定を上回ったことに加えて、それに伴い完成工事総利益が増加したことなどが要因としている。

飛島建の株価は９時２６分現在２９９円（▼５円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）