なお、FTTH における50G-PON規格 のフィールド実証は国内初の取り組みとなります。
■PONテクノロジーの世界最速規格『50G-PON』でDX化に貢献
50Gbps(ギガビット毎秒)の通信速度 は非常に高速であり、大容量データの送受信やリアルタイム性が求められる用途に適しています。データ転送や高解像度のストリーミングだけでなく、遠隔医療やリモートロボット制御など、高速かつ低遅延が求められるサービスにも対応可能となります。2018年に経済産業省が公表したDXレポートでは、日本は他国に比べると様々な領域においてDX化が遅れており、このまま変革が進まなければ競争力が低下し、2025年から年間で約12兆円もの経済損失が発生すると推測されています。こうした背景のもと、現在は様々な分野でDX化が求められており、超高速インターネットの需要はさらに拡大していくと予想されます。
そこで当社は高速インターネットサービス提供の一助となるべく、現在製品化されているPONの中で最も高速である『50G-PON』を利用した国内初のフィールド実証をNCTと協業で行います。
■本実証について
目 的:エンドユーザー向けの50Gbpsサービスの導入
実施期間:2025年1月~(終了時期未定)
対 象:新潟県中越・県央地域
【実施方法】
センター機器として当社ブランドであるOLT【MA5800-X7 】※1に50G-PON&XGS-PON Comboカード ※2を実装し、ユーザー宅には50G-PON ONU※3を利用。当社は、システムインテグレーションや運用検証を行うとともに、NCTの協力のもと、既設のFTTH伝送路やダークファイバーを活用し、速度測定や各種機能の確認を含むフィールド実証を実施。
●フィールド実証のイメージ
※1:通信事業者のセンターに設置される終端装置。光ファイバーから受信した光信号を電気信号に変換したり、電気信号を光信号に変換したりする役割を持つ。
※2:50G-PONは50Gbps の高速対称データ転送をサポートする規格。XGS-PONは10Gbps の高速対称データ転送をサポートする規格。
※3:光回線を使用するユーザー宅に設置される機器。光ファイバーから送られて来る光信号を電気信号に変換する役割を持つ。
■フィールド実証の検証機器
当社は、経営理念にある「最先端技術に挑戦し、高度な機器の提供とネットワークシステムの構築を通じて社会に貢献する」に基づき、今後も社会とお客様のニーズを的確に捉え、革新的な製品開発に注力してまいります。
シンクレイヤ株式会社
〈本社〉〒460-0012 名古屋市中区千代田2-21-18
〈ホームページ〉https://www.synclayer.co.jp/
〈X(旧Twitter)〉https://x.com/SYNCLAYER_JP_Pb
この件に関する問い合わせ先
経営企画室 Mail: planning@synclayer.co.jp
TEL:052-242-7874 FAX:052-238-5655
この銘柄の最新ニュース
シンクレイヤのニュース一覧- 老朽化したテレビ共同受信施設の悩みを解決!VHF伝送用増幅器受注開始 2025/01/21
- <01月06日の5日・25日移動平均線デッドクロス銘柄> 2025/01/07
- <12月24日の25日・75日移動平均線ゴールデンクロス銘柄> 2024/12/25
- <12月17日の5日・25日移動平均線デッドクロス銘柄> 2024/12/18
- <12月06日の25日・75日移動平均線デッドクロス銘柄> 2024/12/07
マーケットニュース
おすすめ条件でスクリーニング
シンクレイヤの取引履歴を振り返りませんか?
シンクレイヤの株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。