併せて、通期の同損益を従来予想の9.9億円の黒字→16.7億円の赤字(前期は36.5億円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。
会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の37.5億円→10.9億円(前年同期は43.8億円)に70.8%減額し、減益率が14.2%減→74.9%減に拡大する計算になる。
直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比74.5%減の6.8億円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の11.2%→5.9%に大幅低下した。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
2023年3月期通期連結業績予想につきましては、きのこの需要・価格を想定することは困難ではありますが、現時点で入手可能な情報や予測等に基づき算定した業績予想を公表いたします。今後の見通しは、当第3四半期連結累計期間における業績を踏まえて修正することといたしました。ウクライナ情勢の長期化や円安、原材料価格の高騰、電力費の高騰等、複合的な要因で経済市況が悪化する中、国内市場は好天に恵まれ気温も高くなり果菜類の生育が順調となったこと等により野菜相場が安値で推移したこと、マイタケは市場への供給量が昨年に比べ3割弱増加したため、きのこ相場も低迷し、第3四半期連結累計期間の売上高は厳しい状況で推移いたしました。売上原価および販管費はほぼ計画通りに推移したものの、売上高の減少分が営業利益を押し下げました。今後もこのような状況が継続するものと想定しており、売上高、営業利益は前回発表予想を下回る見込みです。また、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益は円安による為替差益等により営業外収益が増加するものと想定しておりましたが、秋以降急激な円高の影響で営業外収益が減少する見込みとなり、前回発表予想を下回る見込みです。このような状況を踏まえ、2022年11月11日に公表いたしました、2023年3月期(2022年4月1日~2023年3月31日)の連結および個別の通期業績予想を修正することといたしました。(注)この資料に記載されております業績等の予想数値につきましては、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は、様々な要因により大きく異なる可能性があります。
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