ドラギ発言にも注意・・・・
本日も、日経平均株価が大幅続落となると、個人投資家のストップロスを狙った、投機筋の仕掛け的な売りが入り、120.60円台までドルが下落する局面が見られました。しかし、株価が下げ渋った事もあって、寧ろ、このレベルでは、個人投資家からの押し目買いが強まり、121円台を回復しています。
今夜の海外市場では、米・経済指標の発表は無く、ドル円に関しては、欧米株式動向、そして、昨日、35ドル台まで続落となったNY原油先物相場動向に左右されそうです。一方、ドラギ・ECB総裁発言が予定されており、此方がユーロ売りにつながるかには注意が必要となりそうです。
もし、ユーロ急落となれば、ドル買いの流れが強まりますから、ドル円も121円台半ばまでもう一段の上昇を見せるかもしれません。一方、総裁発言が特に材料とならず、原油相場の下落基調も継続となれば、ドル円は再び、120円台半ばに向けて、反落するおそれも高そうです。