強ければ、ドル円上昇へ・・・・
本日の東京市場では、前日の米国株式市場反発を受けて、日経平均株価も4営業日ぶりに上昇した事や、前日の海外市場での地合い好転を受けて、ドル円は朝方から堅調となり、中値算出後からは、122円台を回復。昼過ぎには、122.20円台まで上値を伸ばす展開を見せました。
本日は、米・11月小売売上高、米・12月ミシガン大消費者マインド指数・速報値と、米国の消費動向を探る重要な経済指標が相次いで発表されます。11月下旬のサイバー・マンデーでは、売り上げ大幅増が報じられており、比較的堅調な小売の伸びや強い消費マインドが期待出来そうです。
ドル円は昨日までに、121円台前半での値固めを終えたものと思われ、米・消費指標が強い数字となれば、来週半ばのFOMCでの利上げ開始を睨み、もう一段のドル買いにつながるものと思われます。一方、本日も原油価格動向には注意が必要な事は云うまでもありません。