米利上げペースにも影響・・・・
本日の東京時間も、日経平均株価が大幅続落となった事や、原油、鉄鉱石等の資源価格低迷を嫌気しての豪ドル売り等も強まり、豪ドル円の下落がドル円の上値をも抑える働きをし、ドル円は122円台後半での軟調な展開を続けています。
商品市況の低迷は、今後の米インフレ率の上昇を抑制するとの見方につながり、米国債利回りの低下圧力ともなっています。この動きが、米利上げペースを一段と緩やかなものにするとの見方につながりますから、ドル買い圧力を弱める事となります。
今日も重要な経済指標の発表は予定されていない事から、この後の海外市場では原油先物動向、欧米株式市場や債券市場を睨みながらの展開となりそうです。今夜もリスク回避の流れや米利上げペースを勘案してのユーロ買いや円買いが継続するかを注視したいと思います。