ドル円、上値の重い展開継続か？・・・・

米経済指標に注目し・・・・・

　昨日の海外市場では、トルコ軍によるロシア軍機撃墜によるリスク回避の円買いや、米消費者信頼感指数が予想を大幅に下回った事を嫌気したドル売りにより、ドル円は122円台前半まで続落する動きを見せました。

　本日の東京時間も、欧州でのテロへの警戒感や地政学上のリスクが意識される展開が継続。日経平均株価とドル円の上値がともに重くなり、ドル円は、昨日のＮＹ市場での安値を下回る動きを見せました。

　本日、米国では、明日の感謝祭の祝日の影響で、数多くの経済指標発表が続きます。中でも10月耐久財受注、10月ＰＣＥコア価格指数、11月ミシガン大消費者マインド確報値が注目されそうです。

　耐久財受注は前月比+1.7%、ＰＣＥコア価格指数は前年比+1.4%、ミシガン大指数は速報値と同じ93.1と予想されています。もし、予想を下回る数字が相次ぐと、米利上げペースが緩やかになるとの見方が強まり、ドルの上値が重くなりそうです。