米ECI等に注目・・・・・
しかし、日銀さんは、政策の現状維持を発表。これを受けて、ドル円は120.30円付近まで急落しました。ところが、ほぼ同時刻に、日経新聞が政府が3兆円を超える規模の補正予算で調整と報道し、これを受けて、日経平均株価が午後に急伸する展開に移行。この為、ドル円もショートカバーが相場を席捲し、ストップロスを巻き込みながら121円台半ばまで急反発しました。
その後、株価が伸び悩んだ事もあり、ドル円も121円台前半まで押し戻されての推移となりましたが、日銀さんが展望リポートを発表し、2%の物価目標に達する時期を「16年度後半ごろ」に後ずれさせました。又、15年度の実質GDP見通しを7月の+1.7%から+1.2%へと下方修正しましたが、逆に、早期の追加緩和にはつながらないとの見方から、ドル円は再び、121円の大台を割りこむ等、神経質な展開となっています。
本日の海外時間には、ユーロ圏の10月消費者物価(HICP)速報値や、米国の3Q雇用コスト指数(ECI)等の発表が予定されています。ユーロ圏HICPが予想よりも強めの数字となると、ECBの追加緩和観測が後退し、ユーロが続伸する可能性があり、その場合、ユーロ円が上昇すれば、ドル円も連れ高となる可能性があります。一方、米ECIが予想よりも強ければ、米賃金上昇の加速を連想させ、ドルを買う動きを強めるものと思われます。今夜のドル円は比較的堅調な地合いを維持しそうです。