かんぽ生命保険との比較で何かと注目される機会が増加
10月27,28日開催のFOMCの金融正常化も遠のいた可能性が大です。
そこで、かんぽ生命保険との比較で何かと注目される機会が増えている第一生命<8750>に注目してみました。
PBRは0.7倍と割安感があり、チャートでもミニボトムからアウトしそうな足取りとなっています。
また、同社の資金運用部には相場環境にめぐまれることは、業績に好影響があるかと思います。
さて、どんなにいい銘柄でも高く買っては利益が出せないものです。そこで妥当買値株価を検討してみましょう。
22日の引け値が2,075.0円 でした。チャート分析で日足中心線を求めると2064円どころかと思いますので、このあたりを目先の妥当均衡価格として買値目標にしたいところですね。
仮にこの先、波乱があった場合、下値支持と想定できるのは1840円あたりですから、環境が転換したとき、買い増し水準としてマークしておくといいでしょう。
この銘柄に食指が動いたとして、ECBのドラギ総裁の金融緩和発言を受けてNY市場が320ドル強も上げたところを受けて、始まる相場です。気分がはやって高値をつかまないように、落ち着いて妥当株価近辺での買いが望ましいですね。
基礎データは以下のとおりです。
PER15.3倍
PBR0.71倍
利回り1.69%
信用倍率 19.85倍
信用倍率が高いので、ある程度の高値では反対売買が出て、需給が緩むはずです。その軟調なところが買えれば妥当株価あたりの納得できる仕込み価格になるのではないでしょうか。