ユーロ円が下がれば、連れ安も・・・・
本日の東京時間は、日経平均株価が軟調なスタートとなった為、ドル円も上値の重い展開となり、午後になって株価が下げ幅を拡大すると、昨日の安値を下抜け、119.60円台まで下落する展開となりましたが、今日も相場に勢いは無く、揉み合いの域は脱していません。
今夜は、ECBの金融政策理事会の結果発表とドラギ総裁の記者会見がメイン・イベントとなり、市場の焦点はユーロの動向に集まるものと思われます。市場予想では、政策の現状維持が決められ、ドラギ総裁が、追加緩和の可能性に言及して、ややハト派的なトーンを残すと見られています。
この為、ドル円は、今日も脇役となってしまう可能性が高く、このまま、119円台後半を中心とした揉み合いを続けそうです。唯、もしドラギ総裁のハト派発言を受けて、ユーロ売りが強まれば、ユーロ円が下落し、ドル円も連れ安となる可能性はありそうです。