今夜はNY連銀総裁発言に注目・・・・・
本日の東京時間は日経平均株価が反発し、比較的静かな展開となった為、ドル円も動意薄の展開を続けました。しかし、引け際に中国株が上げ幅を拡大した為、欧州時間に入ってからのドル円は、ややドル買い優勢となって、119.70円台まで上げ幅を拡大しています。
今日の海外市場では、米・住宅着工件数と同建設許可件数が材料となりそうですが、住宅指標は良い数字が期待されている為、予想よりも弱い数字となった場合の方が、市場には影響しそうです。又、今日も複数のFRB高官発言が予定されており、より注目度は高そうです。
ダドリー・NY連銀総裁は、昨日、イタリア誌とのインタビューで、年内利上げに消極的な発言を行っており、本日もハト派的な発言が聞かれれば、ドル円は119円台前半に反落する可能性があります。一方、イェレン議長の発言予定もありますが、開会の言葉程度のものの様であり、インパクトはなさそうです。