弱ければ米利上げ観測更に後退へ・・・・・
本日の東京市場では、日経平均株価が大幅続落し、2日以来の18,000円の大台割れとなり、ドル円も一時、119.50円を割り込む動きが見られましたが、個人投資家のドル買いも見られ、現在は落ち着いた展開に移行しています。
今夜の海外市場では、米小売売上高に注目が集まりそうです。この処の米国では、海外経済減速の影響から製造業の景況感が悪化しています。その一方、個人消費は堅調で、此方が米国経済の下支えとなって来ました。
もし、個人消費部門の好調さに疑問符が付く事となれば、米利上げ観測は一段と後退する恐れがあります。唯、それが逆に米国株を押し上げる動きにつながる可能性もあり、その場合には、ドル円は再び、堅調な地合いを取り戻すものと思われます。