年内利上げの行方を探る材料に・・・・・
本日の東京時間には、中国市場が再開しましたが、上海総合指数は堅調に推移。その一方、日経平均株価は連騰疲れの様相を呈し、7営業日ぶりに反落となりました。この為、ドル円も上値の重い展開となり、一位、119円台半ばまで下げ幅を拡大しました。
今夜の海外市場では、9月16・17日開催分のFOMC議事要旨の公表が予定されています。この会合の後に、9月雇用統計の弱い数字が出てしまった為、市場での注目度はやや下がっているものと思われますが、それでも、年内利上げの可能性を探るのには役立ちそうです。
もし、9月の議決が「際どい」ものだった事が明らかとなったり、今後、インフレが2%の目標に向けて回復する「合理的な確信」がある程度強まっている事に対するヒントが見いだせれば、ドルは買われ、ドル円は120円台回復となりそうです。