10月5日はノーベル賞医学生理学部門発表
この日の始値は1558円、
高値は1566円
でここの所、高値で寄り付き、引けは寄付きを下回る価格展開が続いています(リンク先のヤフーフアイナンス時系列情報参照)。
しかし、外国人投資家が本格的に日本株を売り始めた8月、9月前半の時系列情報ではこの逆の展開でした。
つまり、アステラス製薬は外国人投資家の売買で
●外国人投資家の買いが多い時は寄付き高く、引け値はそれを下回る
傾向が強まり、
●外国人投資家の売りが多いと、前日引け値より安く寄り付く
傾向が強まる。
そんな仮説が立てられそうです。では、昨今の値動きから何が推理できそうか?一つには外国人投資家の同社株の買い需要が復活しているのではないかという点です。東証・投資主体別売買動向では外国人の大幅売り越しは株数・金額ベースで次第に収束しつつあります。
他に8月高値2002円から約24%相当の500円近く下げているのでその信用売りの買い戻しの需要もありそうです。貸借倍率は3.14倍と徐々に数字が小さくなってきました。
9月30日株価で予想配当32円に対し、配当利回りは約2%に相当するので、利回り面からの魅力も増していることから値ごろ感での買い需要も生じていると見られます。
10月5日はノーベル賞の医学生理学賞の発表で日本からはトムソン・ロイター引用栄誉賞受賞者の京都大学大学院 森和俊先生、大阪大学免疫学フロンティア研究センター 坂口志文先生が有力視されています。
10月5日は月曜日であるため、今週、医薬関連株に先手を打っておくのも一案ではないでしょうか。
NYダウが高値となったため、今日の寄付きは高いかと思いますが、煽られず前日平均の1549円近辺を意識した買い値を検討したいですね。