利上げに意欲的な発言は出るか?・・・・
しかし、ドル買いが一服となると、利益確定売りも強まり、再び、120円台半ばに押し戻され、週明けの東京市場では、日経平均株価の反落もあって、ドルの上値が重くなり、ドル円は、殆ど、120円台前半での推移となっています。
今夜は、米・個人所得/個人消費/PCE価格指数の発表が予定されていますが、それ以上に、FRB関係者の講演に注目が集まりそうです。今日は、ダドリー・NY連銀総裁、エヴァンス・シカゴ連銀総裁、ウィリアムズ・SF連銀総裁が発言します。(尚、3人とも、今年のFOMCでの投票権保持者です)
エヴァンスさんはハト派、ウィリアムズさんはどちらかと云えばタカ派と見られています。一方、ダドリーさんは元々ハト派と見られていましたが、最近は、利上げに意欲的な発言もしており、昨今のドル高と海外経済減速を受けて、どの様な発言を行うか注目されそうです。もし、依然として、利上げに意欲的であれば、ドルは120円台後半まで反発するものと思われます。