株式分割後の投資家層拡大への期待も
┗エレコム(6750)
パソコン周辺機器や、スマホアクセサリーのサプライヤー。自社工場を持たないファブレスメーカーで高収益を誇ります。
マウス、キーボードなどパソコン周辺機器は冴えませんが、アップル社の新型スマートフォン「iPhone 6s」に対応した反射防止フィルムや、スマホカバーの販売増が見込まれます。
同社は今期、3期連続で“最高益”を見込むなど業績面で安心感があります。予想PER=11.5倍程度と割安感があるほか、国内が主力ですので、外部環境の影響を受けにくい点も魅力です。
9月25日は16年3月期中間期末にあたり、中間配当の権利確定日を控えています。一株当たり30円としっかりで、配当狙いの買いも下支えになるでしょう。
また、同社は9月末時点の株主を対象に、1株を2株に分割する株式分割を実施します。分割後は10万円台半ばでの少額投資が可能になるため、投資家層拡大を見込んだ買いも期待できそうです。
9月25日は「iPhone 6s」の発売日です。アップル関連株としての株価の伸びを期待しましょう。
小野山 功