芦森工が上値抵抗の２５日線クリア、豪雨対策関連で材料株素地再燃

　芦森工業<3526.T>が日足４連続陽線で上値抵抗となっていた２５日移動平均線にキャッチアップ、上値を買い進む動きに注目が集まっている。前週の台風１８号の日本列島横断に際し関東地域も記録的な豪雨に見舞われ、河川決壊や土砂災害などで深い爪痕を残した。国内では短時間の強雨観測数が年々増加の傾向をたどるなか、豪雨対策は政府としても焦眉の課題となっている。前週は鶴見製作所<6351.T>や酉島製作所<6363.T>など雨水排水用の水中ポンプ関連として急動意したが、芦森工も袋詰め脱水処理工法用の袋体や泥土・泥水の脱水減容化に用いる再使用可能な袋体、自然地盤の集水・排水に用いるフレキシブルな保形ホースなどを手掛けており、同関連の出遅れ銘柄としてマークする動きが出ている。

芦森工の株価は１４時５４分現在１９０円（△７円）



出所：株経通信（株式会社みんかぶ）