米9月利上げ観測がドル下支え・・・・・
今日の東京時間にも、先ずは、株安が材料となり、日経平均株価が一時、800円以上も値下がりした為、ドル円が120円の大台を割り込む動きとなりましたが、そもそも、米国株急落が利上げ観測によるものである以上、ドルの下値は限定的であるはずです。
そんな中、山本・衆院議員から、日銀の追加緩和を促す様な発言が東京時間午後になって飛び出し、ドル円は再び、121円台まで急伸しました。この発言に日銀が応じる可能性が高まるとは思えませんが、方向的には円売り材料ではあります。
昨日も、安倍首相が、今後ともアベノミクスを強力に推進して行く旨の書簡を公表。それと平仄を合わせる形で山本議員は補正予算の編成にも言及しており、これらもドル円の下値を支えるものと思われます。来週のFOMCまではドル円は堅調な地合いを続けそうです。