乱高下疲れの様相も・・・・・
東京時間に入ると、先ず、ドル円に本邦個人投資家からの押し目買いが入り始め、119円台後半まで反発。その後、日経平均株価が約300円安で取引を開始したものの、間も無く上昇に転じた事から、ドル円は120円台を回復。更に、日経平均株価が約300円高まで上昇すると120.40円台まで連れ高となりました。
この背景には、明日の抗日戦勝利70周年を前に中国政府が株価押し上げを図るとの観測が有った様ですが、肝心の上海総合指数は、前日終値を挟んでの揉み合いに終始。結局、日経平均株価は午後には再び、下落に転じ、ドル円も120円丁度を挟んでの揉み合いに転じました。
既に、中国株式市場も小幅安で取引を終え、この時間のドル円は小動きに転じています。何となく、乱高下疲れの様相を呈している模様です。欧米市場でも、株価睨みの展開は継続するものと思われ、米ADP雇用者数等も材料となりそうです。そして、明日は中国市場は休場。今夜は、中国株の動きを気にせずに済みます。この為、今夜のドル円はこのまま比較的堅調な揉み合いを続ける事となりそうです。