日本化が材料性再燃、リチウム電池関連として大口資金の攻勢観測
日本化学工業<4092.T>は大口資金の継続的な買いが観測されるなか、全体相場に逆行して水準を切り上げている。8月第3週の全体相場急落前の戻り高値だった319円を早くも視野に入れる展開だ。相場全般の物色テーマにリチウムイオン電池関連が急浮上している。前週27日にメルセデス・ベンツ日本が旗艦車種で日本初のクリーンディーゼルハイブリッド車(HV)を発売すると伝わったことが、改めて関連株に火をつけており、リチウムイオン電池に使用する材料の開発を材料に先駆して買われていた田中化学研究所<4080.T>などは、急騰相場に一段と拍車がかかっている。「そこで回転を利かせた資金が一部他の材料株にも資金を振り向けている」(国内投資顧問)状況で、日本化はその流れに乗っているもようだ。同社は添加剤に使用されるホスファゼンを手掛けていることから、リチウムイオン電池の普及で避けては通れない発熱、発火事故に対する安全性を担う銘柄として存在感を高めている。
一方、海水などナトリウムやカルシウム、マグネシウムが含有下でも放射性セシウムやストロンチウムを同時に除去できる吸着剤の開発でも注目され、31日に九州電力<9508.T>の川内原発1号機が、原子炉で発生する熱を最大に保つ「フル出力運転」を始めた矢先で、除染関連としての位置付けでもテーマ性を内包している。
日本化の株価は12時52分現在305円(△4円)
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
一方、海水などナトリウムやカルシウム、マグネシウムが含有下でも放射性セシウムやストロンチウムを同時に除去できる吸着剤の開発でも注目され、31日に九州電力<9508.T>の川内原発1号機が、原子炉で発生する熱を最大に保つ「フル出力運転」を始めた矢先で、除染関連としての位置付けでもテーマ性を内包している。
日本化の株価は12時52分現在305円(△4円)
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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