テイカが新値圏で頑強、好業績プラス猛暑関連で注目度高まる
テイカ<4027.T>が3日続伸、全般軟調相場のなかも新値圏で強さを発揮している。同社株は好業績と材料性2つの切り口で注目されている。前週末7日発表した第1四半期決算で営業利益は12億5200万円と2ケタ増益を確保、通期でも42億円と10%増益を見込む。汎用用途の酸化チタンは伸び悩んでいるものの、界面活性剤を製造しているタイ連結子会社の売上が増加したほか、化粧品向けの表面処理製品、コンデンサー用導電性高分子薬剤及び無公害防錆顔料などが好調だ。今期連続営業ピーク利益更新見通しだが、上期計画19億円に対する進捗率は66%に達し、業績の上振れが濃厚とみられる。今期予想PER10倍、PBR0.8倍と割安感がある点も強みだ。
一方、独自の材料性に注目する声も強い。猛暑続きで日焼け止めや化粧品の原料となる微粒子酸化チタンの表面を均一に処理する岡山工場はフル稼働状態。また、同社は、酸化チタン素材技術を駆使して世界に先駆け赤外線遮蔽酸化チタンの量産技術を確立し、工業化している。同製品は太陽光中の近赤外線を遮蔽する機能があり、樹脂組成物に配合されると、近赤外線の内部吸収を抑制することができる。「この機能を舗装道路や建築物、自動車などへ利用すると温度上昇が抑えられ、ヒートアイランド現象の低減、地球温暖化防止につながる」(業界関係者)と期待されている。
テイカの株価は9時56分現在555円(△3円)
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
一方、独自の材料性に注目する声も強い。猛暑続きで日焼け止めや化粧品の原料となる微粒子酸化チタンの表面を均一に処理する岡山工場はフル稼働状態。また、同社は、酸化チタン素材技術を駆使して世界に先駆け赤外線遮蔽酸化チタンの量産技術を確立し、工業化している。同製品は太陽光中の近赤外線を遮蔽する機能があり、樹脂組成物に配合されると、近赤外線の内部吸収を抑制することができる。「この機能を舗装道路や建築物、自動車などへ利用すると温度上昇が抑えられ、ヒートアイランド現象の低減、地球温暖化防止につながる」(業界関係者)と期待されている。
テイカの株価は9時56分現在555円(△3円)
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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