<動意株・31日>(大引け)=トヨタ紡織、セプテーニHD、ケー・エフ・シーなど
トヨタ紡織<3116.T>=後場終盤になって上げ幅を急拡大し、年初来高値を更新。午後2時ごろ、第2四半期累計(4~9月)連結業績見通しについて、売上高は従来予想の6000億円(前年同期比4.1%減)を据え置きつつ、営業利益を同150億円から190億円(同30.6%増)へ、純利益を50億円から90億円(同3.0%増)へ上方修正したことが好感されている。日本や北米における車種構成の変化が利益を押し上げたという。
セプテーニ・ホールディングス<4293.T>=一時ストップ高。同社は30日の取引終了後、未定としていた15年9月期通期連結業績予想を発表しており、売上高641億1000万円(前期比18.0%増)、営業利益27億100万円(同19.5%増)、純利益25億1800万円(同62.5%増)と2ケタ増益で4期連続最高益更新を予想。メディアコンテンツ事業は、新作ゲームのリリースを見込まず、マンガコンテンツ事業についても先行投資が続いているが、一方、主力のネットマーケティング事業が引き続き好調に推移しており、業績を牽引する見通しだという。
ケー・エフ・シー<3420.T>=一時ストップ高。同社はこの日午後1時30分に、16年3月期の第1四半期(4~6月)連結決算を発表。売上高は55億6900万円(前年同期比22.0%増)、営業利益は5億4800万円(同11.9倍)、純利益は3億7300万円(同10.1倍)と大幅な増収増益を達成、これを好感している。ファスナー事業では「あと施工アンカー」をはじめとする建設資材の販売が若干減少したものの、耐震関連工事が増加。土木資材事業でもトンネル掘削資材や独自工法の「FIT工法」に絡む土木資材の販売が堅調に推移している。
新明和工業<7224.T>=急騰。同社は30日取引終了後、16年3月期の連結業績予想の修正を発表。営業利益を140億円から160億円(前期比17.3%増)へ、最終利益を95億円から110億円(同20.1%増)へそれぞれ大幅に上方修正した。航空機部品が大幅な伸びを示したほか、特装車も好調で収益を押し上げている。また、あわせて発表した第1四半期の連結決算は売上高435億300万円(前年同期比14.8%増)、営業利益44億4500万円(同2.2倍)、最終利益29億900万円(同2.4倍)だった。第1四半期時点で営業利益の通期に対する進捗率は上方修正後で27.8%となっている。
スミダコーポレーション<6817.T>=一時ストップ高。同社は30日の取引終了後、15年12月期の連結業績予想の修正を発表。売上高を従来予想の836億3000万円から880億円(前期比13.5%増)へ、営業利益を27億円から44億円(同31.5%増)へ、純利益を10億円から22億円(同63.4%増)へ上方修正、これを好感している。北米や欧州などにおける自動車販売台数の増加や車載の電装化進展などにより車載関連製品が好調に推移、家電製品関連でもスマートフォン向けなどが堅調となっていることが要因。
極楽湯<2340.T>=一時ストップ高。同社は30日の取引終了後、16年3月期の第1四半期(4~6月)連結決算を発表。売上高は36億4200万円(前年同期比30.5%増)、営業利益は2億2600万円(同28.2倍)、最終損益は1億7300万円の黒字(前年同期8800万円の赤字)と大幅な増収増益を達成、これを好感している。昨年8月に新規オープンした「RAKU SPA鶴見」が寄与したことに加え、効果的な施策を積極的に実施したことが既存店の集客増に貢献。加えて海外1号店「極楽湯 碧雲温泉館」(中国上海市)も好調に推移している。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
セプテーニ・ホールディングス<4293.T>=一時ストップ高。同社は30日の取引終了後、未定としていた15年9月期通期連結業績予想を発表しており、売上高641億1000万円(前期比18.0%増)、営業利益27億100万円(同19.5%増)、純利益25億1800万円(同62.5%増)と2ケタ増益で4期連続最高益更新を予想。メディアコンテンツ事業は、新作ゲームのリリースを見込まず、マンガコンテンツ事業についても先行投資が続いているが、一方、主力のネットマーケティング事業が引き続き好調に推移しており、業績を牽引する見通しだという。
ケー・エフ・シー<3420.T>=一時ストップ高。同社はこの日午後1時30分に、16年3月期の第1四半期(4~6月)連結決算を発表。売上高は55億6900万円(前年同期比22.0%増)、営業利益は5億4800万円(同11.9倍)、純利益は3億7300万円(同10.1倍)と大幅な増収増益を達成、これを好感している。ファスナー事業では「あと施工アンカー」をはじめとする建設資材の販売が若干減少したものの、耐震関連工事が増加。土木資材事業でもトンネル掘削資材や独自工法の「FIT工法」に絡む土木資材の販売が堅調に推移している。
新明和工業<7224.T>=急騰。同社は30日取引終了後、16年3月期の連結業績予想の修正を発表。営業利益を140億円から160億円(前期比17.3%増)へ、最終利益を95億円から110億円(同20.1%増)へそれぞれ大幅に上方修正した。航空機部品が大幅な伸びを示したほか、特装車も好調で収益を押し上げている。また、あわせて発表した第1四半期の連結決算は売上高435億300万円(前年同期比14.8%増)、営業利益44億4500万円(同2.2倍)、最終利益29億900万円(同2.4倍)だった。第1四半期時点で営業利益の通期に対する進捗率は上方修正後で27.8%となっている。
スミダコーポレーション<6817.T>=一時ストップ高。同社は30日の取引終了後、15年12月期の連結業績予想の修正を発表。売上高を従来予想の836億3000万円から880億円(前期比13.5%増)へ、営業利益を27億円から44億円(同31.5%増)へ、純利益を10億円から22億円(同63.4%増)へ上方修正、これを好感している。北米や欧州などにおける自動車販売台数の増加や車載の電装化進展などにより車載関連製品が好調に推移、家電製品関連でもスマートフォン向けなどが堅調となっていることが要因。
極楽湯<2340.T>=一時ストップ高。同社は30日の取引終了後、16年3月期の第1四半期(4~6月)連結決算を発表。売上高は36億4200万円(前年同期比30.5%増)、営業利益は2億2600万円(同28.2倍)、最終損益は1億7300万円の黒字(前年同期8800万円の赤字)と大幅な増収増益を達成、これを好感している。昨年8月に新規オープンした「RAKU SPA鶴見」が寄与したことに加え、効果的な施策を積極的に実施したことが既存店の集客増に貢献。加えて海外1号店「極楽湯 碧雲温泉館」(中国上海市)も好調に推移している。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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