リスクオフでは先ずユーロ高、次に円高・・・・・
この処、ユーロの足元金利(オーバーナイト等)はマイナスとなっており、円の足元金利(0.06%程度で推移)よりも低い為、リスクオンの際には、所謂、ユーロ・キャリートレードに絡んだユーロ売りの方が、円売りよりも強まり易い傾向にあります。
この為、逆に、リスクオフの流れが強まると、ユーロ買いが円買いよりも先に見られる事が多くなり、今日も、先ず、ユーロが買われ、その後、円が買われると云った相場の流れとなっています。
暫くはこの様な相場が続くと考えられ、株価同様、ユーロの動向を探りながら、ドル円の方向性を考える様にする方が取引の損失リスクを軽減出来そうです。今日は、ユーロドルが1.10ドル台後半まで上昇すれば、ドル円も123円割れを目指す可能性が出て来そうです。