小松ウオールが新安値、第１四半期７７．１％営業減益を嫌気

　小松ウオール工業＜7949.T＞が急落、一時前日比１２３円安の２２７８円まで売られ年初来安値を更新した。同社は２２日の取引終了後、今１６年３月期の第１四半期（４～６月）単体決算を発表。売上高５７億８１００万円（前年同期比０．３％増）、営業利益５５００万円（同７７．１％減）、純利益１億２３００万円（同２５．７％減）と大幅な減益となり、これを嫌気している。品目別では可動間仕切りや移動間仕切りなどが好調に推移しているが、業容拡大を目的とする積極的な人員確保などにより販売費および一般管理費が増加し、利益を圧迫している。
　通期業績は売上高３３５億円（前期比１０．６％増）、営業利益４０億円（同４．３％増）、純利益２７億円（同８．２％増）の従来見通しを据え置いた。

小松ウオールの株価は１０時２９分現在２２９２円（▼１０９円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）