123円台半ばでは押し目買い優勢・・・・
その際、黒田日銀総裁が「日本のインフレ率、向こう数ヶ月で相当加速すると予想」「現時点で一段のQE必要ない」等と述べた事も伝えられ、ドル売りに拍車が掛りました。
総裁ご自身は「名目為替レートには触れない」と公式には仰っていますが、黒田シーリングと呼ばれているレベルの上抜けを試していた処での発言だけに、市場は総裁が暗に円安を牽制したのではないかと疑心暗鬼に陥ったのかもしれません。
更に、米アップルの決算発表を受けて日経平均株価も急落。今日の東京時間のドル円は123円台半ばまで続落しました。しかし、このレベルでは個人投資家さんの押し目買いも入り、次第に底堅くなって来ている模様です。今夜は米中古住宅販売発表等が予定されており、その後のドル反発を期待している様に思われます。