ドル円は押し目買いで・・・・・
そこに、NY証取のシステム障害まで加わり、サイバーテロ等への懸念が加わった為、米国株式市場も大幅安となり、ドル円は120円台半ばまで下げ幅を拡大してしまいました。
そんな状況下で、本日の東京時間を迎えましたので、日経平均株価が大幅続落で取引をスタートし、寄り付きから約30分で、600円超の下げ幅に達してしまいました。しかし、ドル円は比較的落ち着いた動きを続け、東京時間の安値を付けたのは、午前7時過ぎでした。その後は、個人投資家の押し目買いや輸入企業のドル買いが相場を押し上げ、上海株が上昇に転ずると、121円台を回復しました。
リスク志向が急速に回復した為、今夜は米国株も堅調な地合いとなる事が予想されます。本日、米国では、失業保険申請件数の発表や、FRB理事の発言が予定されていますが、それ等の影響でドル売りが強まる事があれば、押し目買いのチャンスとなりそうです。