ジャパンパイルが逆行高、10月ホールディング会社移行で株式需給面にも思惑
ジャパンパイル<5288.T>が全般下げ相場に逆行して約4%の上昇、海外株市場や為替の影響を受けにくい内需株として買いを集めている。主力のコンクリートパイルは、旺盛な民間建築需要や東京五輪絡みの活況な建設需要を背景に豊富な受注残を確保している点が強み。海外ではベトナム子会社との連携で事業規模を拡大している。今年10月にホールディング会社に移行することで、経営戦略の迅速化にも期待が高まる。一方、株式需給面では買い残の整理進捗に加え、直近、野村証券などの保有株比率が6日受付の大量保有報告で5.13%から6.74%まで上昇しており、思惑を誘っている。
ジャパンパイルの株価は10時54分現在809円(△22円)
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
ジャパンパイルの株価は10時54分現在809円(△22円)
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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