利上げペース強まるとの思惑もドルを下支え・・・・
この為、債券市場でも中長期債利回りが大きく上昇し、FF金利との相関関係が強い、2年債利回りは0.7%の大台を上回り、昨年12月以来の高水準まで上昇。FF金利先物も10月FOMCでの利上げ開始をほぼ織り込む形となりました。
又、エコノミストの中には、9月利上げ開始、12月に2回目の利上げを予想する人も増え始めており、これまでに比べると、金利引き上げのペースが強まるとの認識を持つ事が必要になったかもしれません。
ドル円は雇用統計発表後、125円台後半まで急謄。その後も125円台半ばでの揉み合いを続けました。現在は、一部新興国通貨が急落し、一部の新興国株式市場も大幅安となっている事で、リスク回避の円買いが強まっていますが、利上げ観測等がドルを支える事になると考えれば、ドル円は押し目買い継続で臨みたい処だと思われます。