日精樹脂が4日続伸、北米自動車向けで高水準の受注見直す
日精樹脂工業<6293.T>が4日続伸、1100円近辺での底練りから浮上の兆しをみせている。射出成形機の専業メーカーで国内シェア2割前後を誇るが、世界的にスマートフォン市場が拡大するなか、中国で高価格帯のミドルエンド機種への需要シフトが同社の射出成形機の需要を喚起している。また、北米では自動車向けで需要取り込みが進捗、「3月末の受注残は80億円前後に達し、タイの水害を契機に特需が発生した12年1月、2月の水準にある」(国内証券情報部)という。PER、PBRともに割安感があり、リターンリバーサルの流れを背景に見直し買いの対象として浮上しそうだ。
日精樹脂の株価は12時32分現在1145円(△34円)
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
日精樹脂の株価は12時32分現在1145円(△34円)
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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