扶桑化学が3日続伸、円安受け海外子会社業績好調で15年3月期業績予想を上方修正
扶桑化学工業<4368.T>が3日続伸、午前中には一時、前週末比69円(5.3%)高の1382円まで買われる場面があった。前週末13日の取引終了後、15年3月期の連結業績見通しについて、売上高は従来予想の323億円(前期比10.1%増)を据え置きつつ、営業利益を従来予想の47億円から53億円(同49.8%増)へ、純利益を同30億円から34億5000万円(同52.8%増)へ上方修正したことが好感されている。事業譲渡を受けた有機酸事業が堅調に推移しているほか、円安の影響などで海外子会社が好調に推移していることなどが要因。また、電子材料および機能性化学品事業の主力製品である超高純度コロイダルシリカの出荷が好調を維持していることも業績を牽引している。
また、業績予想の修正に伴い、従来8円を予定していた期末配当を10円に引き上げるとしており、これも好材料視されている。
扶桑化学の株価は12時37分現在1373円(△60円)
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
また、業績予想の修正に伴い、従来8円を予定していた期末配当を10円に引き上げるとしており、これも好材料視されている。
扶桑化学の株価は12時37分現在1373円(△60円)
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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