日機装が15年3月期業績予想を下方修正、国内統制装置の販売などが計画下回る
日機装<6376.T>は朝安で始まったがすぐプラスに転じてきた。2日の取引終了後、15年3月期の連結業績見通しについて、売上高を従来予想の1350億円から1300億円(前期比7.0%増)へ、営業利益を同100億円から70億円(同25.7%減)へ、純利益を同60億円から50億円(同15.2%減)へ下方修正したが、悪材料出尽くし感から買いが入ったようだ。インダストリアル事業でLNG用ポンプなどに出荷時期の期ずれが発生したことに加えて、消費増税による駆け込み需要の反動減が想定以上に長期化し、医療部門で主力の国内透析装置の販売が期初計画に比べて減少する見込みとなったことなどが要因。また、国内生産拠点再編に伴う費用や、国内ポンプ事業の収益構造改革のための費用、CRRT事業の初期立ち上げ費用などが期初計画よりも増加していることも利益を圧迫する。
日機装の株価は9時37分現在1037円(△25円)
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
日機装の株価は9時37分現在1037円(△25円)
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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