原発の再稼働なくとも一転増益
┗木村化工機(6378)
化学プラントの蒸留装置でトップクラスのエンジニアメーカーで、核燃料の輸送容器を手掛ける原発関連としても知られます。
国内の原発停止は業績面で逆風になりますが、化学プラントのメンテナンスなどで、震災後も安定した黒字を確保してます。
九州電力の川内原発(鹿児島県)1、2号機について、稼働再開に向けた準備が進んでおり、原発関連として注目を集めやすい企業です。
昨日は東京電力(9501)が約11か月ぶりに500円の大台に乗せ、年明けの原発再稼働を織り込むような動きも見られています。
東電は1月16日の高値に急接近していますが、同社株は今年1月の高値に対して25%安と出遅れており、見直し余地があります。
仕手性もあり、値動きも出やすい銘柄ですので、東電が高値を更新する前に押さえておくと良いかと思います。
小野山 功