<私の相場観>=Argo Navis・フィナンシャルコンシェルジュ 清水 洋介氏
東京株式市場は、年末・年始にかけて強含みの相場を予想している。原油価格下落に伴うロシア懸念などで市場は混乱しているが、相場は当面の悪材料は大分織り込んだとみている。
原油安は産油国にとっては悪材料だが、日本のような消費国にとってはメリットも大きい。為替は依然円安水準にあるほか、企業業績も堅調であり、日本株を巡るファンダメンタルズは大きくは変わっていない。
今後、1カ月程度の日経平均株価のレンジは1万6300~1万8000円前後。状況次第で、年内に再度1万8000円に乗せる可能性もあるだろう。
為替のレンジは1ドル=115~120円前後。再度、120円のドル高・円安も見込める。
衆院選を経て再び「アベノミクス銘柄」に注目したい。なかでも、「地方創生」に絡み横浜銀行<8332.T>や静岡銀行<8355.T>、常陽銀行<8333.T>など地銀株は期待できる。また、内需株ではデフレ脱却に絡み三井不動産<8801.T>など不動産株、それに三菱商事<8058.T>などの商社株には割安感があり逆張り方針で面白そうだ。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
原油安は産油国にとっては悪材料だが、日本のような消費国にとってはメリットも大きい。為替は依然円安水準にあるほか、企業業績も堅調であり、日本株を巡るファンダメンタルズは大きくは変わっていない。
今後、1カ月程度の日経平均株価のレンジは1万6300~1万8000円前後。状況次第で、年内に再度1万8000円に乗せる可能性もあるだろう。
為替のレンジは1ドル=115~120円前後。再度、120円のドル高・円安も見込める。
衆院選を経て再び「アベノミクス銘柄」に注目したい。なかでも、「地方創生」に絡み横浜銀行<8332.T>や静岡銀行<8355.T>、常陽銀行<8333.T>など地銀株は期待できる。また、内需株ではデフレ脱却に絡み三井不動産<8801.T>など不動産株、それに三菱商事<8058.T>などの商社株には割安感があり逆張り方針で面白そうだ。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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