東光が反発、スマホ向けパワーインダクター好調で300円台キープ
東光<6801.T>が反発。前日まで6日続落と調整色を強めていたが、300円大台攻防で売りを吸収し切り返す動きにある。村田製作所<6981.T>傘下で展開力に厚みが加わり、業績も回復途上にある。主力のメタル系コイルがスマートフォン普及を背景に高水準の伸びをみせるほか、電装化が進展する自動車向けでも好調な需要を取り込んでいる。同社は10年から12月期決算に変更しているが、前13年12月期に06年3月期以来7期ぶりとなる復配に漕ぎ着け、これまでの無配株のレッテルを返上、株価も2月には390円台まで買われた。14年11月の受注・売上高は、スマートフォン向けパワーインダクターが牽引し主要電子部品メーカー各社のなかでも際立った伸びをみせている。
東光の株価は11時30分現在306円(△3円)
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
東光の株価は11時30分現在306円(△3円)
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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