イデアインターが４日ぶり反発、第１四半期黒字着地と株主優待制度導入を好感

　イデアインターナショナル<3140.T>が４日ぶりに反発。前週末１４日の取引終了後に発表した第１四半期（７～９月）単独決算が、売上高１３億６５００万円、営業利益４８００万円、純利益９００万円と黒字となったことを好感。前年同期は連結ベースの業績開示を行っていたため比較はないが、前年同期の連結決算は売上高１２億２００万円、営業損益７０００万円の赤字、純損益１億１７００万円の赤字だった。インテリア雑貨で、キッチン家電を中心としたインテリア商品ブランド「ブルーノ」が好調に推移し、中でも「ホットプレート」が想定を上回っていることに加えて、７月オープンの「トラベルショップＧＡＴＥ成田店」をはじめトラベルショップ５店舗すべてが好調に推移していることが寄与した。なお、１５年６月期通期業績予想は５２億１９００万円、営業利益２億９２００万円、純利益２億３５００万円の従来予想を据え置いている。
　また同時に、１４年１２月期末時点の株主から、株主優待制度を導入すると発表したことも好材料視されている。保有株数に応じて健康コーポレーショングループ商品から希望の優待商品を贈呈するというもので、１００株以上２００株未満で９０００円相当、２００株以上３００株未満で１万２０００円相当、３００株以上で１万５０００円相当の商品を贈呈するという。

イデアインターの株価は１４時８分現在１８０５円（△１１５円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）