アイテックは朝高の後反落、第２四半期は営業利益倍増も戻り売り

　アイ・テック<9964.T>は朝高の後反落。この日午前１１時に発表した１５年３月期第２四半期累計（４～９月）の連結決算は、売上高３２７億８００万円（前年同期比８．３％増）、営業利益１２億９１００万円（同９９．５％増）、最終利益３億６１００万円（同２７．８％減）になった。好決算への期待から続伸でスタートしたが、買い一巡後は戻り売りに押されている。
　第２四半期は鋼材販売・加工は取扱量が若干減少したものの販売金額は増加、単価回復後に受注した鉄骨工事の案件が進捗したことで、利益率が大幅に向上した。最終段階は災害による損失９億１００万円を特別損失に計上したことから減益になった。
　通期は売上高７１２億円（前期比９．６％増）、営業利益２４億８５００万円（同２６．４％増）、最終利益９億５０００万円（同１４．０％減）と従来見通しを据え置いている。

アイテックの株価は１３時現在１０２０円（▼６円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）