ＣＴＣが自社株買いを発表、同時発表の９月中間期は３５％営業増益

　伊藤忠テクノソリューションズ<4739.T>がこの日の取引終了後、自社株取得枠の設定を発表した。１３０万株（発行済み株式数の２．２１％）、５０億円を上限としており、取得期間は１１月７日から１２月１２日まで。
　同時に発表した第２四半期累計（４～９月）の連結決算は売上高１６１１億２７００万円（前年同期比５．９％増）、営業利益７９億８１００万円（同３５．７％増）、純利益は４９億８６００万円（同４５．３％増）となった。情報通信事業で携帯キャリア向け設備増強案件を推進したほか、金融・社会インフラ事業でメガバンク向けシステムの開発や、電力系通信子会社の設備増強案件、郵便会社向けインフラ構築などに注力した結果、開発ビジネス、サービスビジネスが増加し業績を押し上げた。
　なお、１５年３月期通期業績予想は売上高３６５０億円（前期比４．１％増）、営業利益２７０億円（同１３．４％増）、純利益１６５億円（同１６．０％増）の従来予想を据え置いている。



出所：株経通信（株式会社みんかぶ）